障害ってなんだろう?って考えてみました

障害福祉

障害ってなんだろう?

難しいですね💧答えなんて見つからない、考えてもわからない・・・。

例えば足が一つない状態で生活するのは今の社会では不便だ。
足が一本ないということがその人が生きていく上で障害になっている。
けれど、例えば義足をつけたとして、自分で歩ける様になったり、自分で車椅子に乗って移動範囲が広がって自由に行き来できる様になったら・・・スロープのある場所が増えたら・・・それはその人が社会で生きていくための障害のハードルが低くなる。

発達障害と呼ばれる脳に特性を持つ人たちもそのこだわりや不安、感覚きのうなどを養っていったり、補っていくための療育を受けたり、道具を使ったりしたら、それは生きづらさを軽減してくれる。

ただ、今の社会の仕組みの中では障害になる部分が大きいから、障害という言葉は無くならないし、そういう人に対して使われる。

でも・・・社会が変わっていけば障害ではなくなっていって、個性として考えられていく、そういう意識の変化ができていくんじゃないのかなあって思います。

今の社会の中では、まだまだ多数の普通と言われている人たち側から見る、いわゆる健常者優位の考え方が大きいので、少数の障害を持つ人たちはいつまでも大きな障害を抱えたまま生きていかなないといけなくなってるんじゃないかな。

逆の発想をしてみて、障害を持っていると言われている人たちの視点で作り上げられた社会だとしたらどうでしょう・・・。

とても便利で生きやすい・・・全人類が自分らしさ全開で生きていけそうな気がしませんか?私はそう思うんです(๑>◡<๑)

今、障害と言われるものを持っている人も持っていない人も、病気の人もそうでない人も、赤ちゃんからお年寄りまで・・・老若男女みんな、です。

ヘルプマーク、妊婦さんのもの、心臓ペースメーカーの方のもの、優先座席、段差のないスロープ、バリアフリー、色々な不便を持っている人たちのためのアプリ、点字ブロック・・左利き用の道具とか音声案内、視覚でわかるユニバーサルマークなど、まだまだ自分が知らないだけで他にもたくさんあるかと思います・・・

これは今の社会で生きていくのに色々な不便を持つ人たちのためにできてきたものではあるけれども、同時にそうでなく暮らしている人たちにも便利で生きて生きやすくなっていると思いませんか?

マークを知っていれば、その人が困っていることがわかります。周りの人たちもそこに手を差し伸べやすくなる・・・
差別やなんやと色々な人がいるので意識的な問題など厳しい現実はありますが、そういうものが変わっていったら、本当に優しい世界ができるような気がするのです。

障害ってなんだろう?障害者ってなに?と考えた時に忘れちゃいけないのは、今の世の中がどっち側の視点でいるの?っていうところなんじゃないかと私は思っています。

どっちも一緒に・・全人類が生きやすい社会をつくるという意識を持つところから、この障害と言われる言葉の使い方の意味が変わってくるのではと・・・
娘のことや障害福祉に関わる様になってから自分なりに思う様になったところです。

優しい世界

今の仕事で子どもたちの姿を見ていて思うこと、小さな社会の中でこの子たちは色々な物を人より敏感に感じながら生きているのだなあと。

学校から帰ってきて事業所に帰ってくると一気にストレスを発散させる子が多い💦
ここへ来るのを楽しみにニコニコしながら来てくれる子もいる。
学校や家の中で、周りとの関わりがうまくいかずに(言葉での意思疎通ができなかったり、周りの特性への理解が十分でなかったり・・・諸々の理由があります)
自己肯定感と言われるものが低く自分に自身がない子も多い・・それがまた、色々な感情を爆発させてしまうことになったりもします💦

特性も障害も何もない子ならそこまでにはならない様な周りとの摩擦があるのだと思います💦
その日の気分の波も大きかったりする。
本人もしんどいんじゃないかなあと思う。

私自身は障害や特性があることが特別なこととは思わないけれど、今の社会の中で生きていくのには少し特別に支援が必要なだけ。
それを必要としている子たちや保護者さんの力になれたらな・・・と思う。

自分が今している仕事がそんな子供達や保護者の方たち、そして自分も含め、みんなに優しい世界に繋がればいいな、つなげたいなと思いながら日々、生きてます(๑>◡<๑)

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。