場面緘黙症って知ってますか?コミック「放課後カルテ」より・・・

緘黙症

おすすめコミック♡「放課後カルテ」

さて・・今回は、「放課後カルテ」という本を紹介したくて・・・。

この本、漫画コミックなのですが、ご存知でしょうか?私は、以前、Amazonで緘黙症についての本を購入したいと探していた時に目にしたことがあって・・その後、かんもくネットのサイトをみていた時に、書籍コーナーのところで見つけて。

漫画で描かれた緘黙症の本と言えば、らせんゆむさんの「私はかんもくガール」やモリナガアメさんの「かんもくって何なの?」が知られていますが、この「放課後カルテ」というコミック漫画は私、全然知らなかったです(ごめんなさいね・・)

「どんな本なんだろう」とちょっと興味が湧いて・・・レンタルしました・・・ツタヤさんのオンラインレンタルで・・・。緘黙のことを中心に描かれているのかと思っていたら全然違うくて・・・。

「放課後カルテ」の作者は日生マユさん。ネットで調べました(笑)以下、ウィキペディアより抜粋部分ありです・・。講談社の「BE・LOVE」に2011年第18号から連載が始まった新医療漫画・・だそうです。

子どもたちの未来を守る砦である「保健室」。ある学校に赴任してきた仏頂面の牧野先生は口も態度もでかい!と最初は職員や子ども達など周りから不信感を抱かれるのですが、類稀なるその観察眼で異変を見抜き、子ども達とその保護者を救ってゆく・・という内容。

実際に読んでみた感想は・・「こんな先生が、どこの学校にもいてくれたらいいのに・・!!」でした。

この牧野先生は、勤めていた病院から「わけアリ」でこの学校に研修として産休代替えの任期付きで異動になったのですが、初めの頃は、学校にも子ども達にもなかなかなじもうとしないのです。

表情もけっこう怖い・・・しかもこの先生、小児科医(;^ω^)

それでも、こどもたちの病気に関しては、鋭い観察眼でその異変に気づき、解明していく・・職員や親など周りの大人たちの対処の仕方に問題があれば、ビシッと意見する(毒を吐く?!)、病状がわかった後の子供たちへの理解、対応、治療方法などもきちんと教えてくれる。

そんな先生を見ながら、少しづつ信頼を寄せていく子ども達や職員たち・・。牧野先生自身も、回を重ねるごとに少しづつ子ども達へ心を開きつつあったりして。

ほんのちょっとづつですが、牧野先生の表情も柔らいでいってるような気がします(*^-^*)

 

場面緘黙症 コミック8・9巻

場面緘黙症については、コミック8~9巻に載っています。

作者の日生マユさんは、講談社コミックプラスのインタビューの中で、「コミック1巻が出た時にエゴサーチをしていて、その中にあったあるお母さんの書き込みがきっかけになった」といわれていました。「場面緘黙症は取り上げないのかな?でも、心理的なものだから難しいのかも知れないなあ・・」というもの。

「場面緘黙症で悩んでいる方が、思った以上にたくさんいた。漫画を読んだ子ども達が、「これ、自分のことだ」と言って初めてわかったということも結構あった・・・。また、親子で読んでいる方が多いお話しだった・・」といわれていました。

漫画の中では、小学校1年生のまいちゃんが、場面緘黙症ではないかと牧野先生に診断され、保護者や先生たちが連携をとり、場面緘黙症を改善していくための小さな成功体験(スモールステップ)に1つづつ取り組んでいく様子が書かれています。

まいちゃん本人の気持ち、そこに関わるお母さんの悩みや心情、まいちゃんの状態を聞いたクラスの子供たちの反応、担任の先生のクラスでの配慮なども丁寧に・・・。

もちろん、牧野先生もまいちゃんにちょっと怖がられながらも信頼関係、まいちゃんが安心して声を出せるような関係を作っていくために交換日記を始めたりして・・。

「場面緘黙症の子にとって、学校は1日中不安にさらされる場所だ・・」と牧野先生は言いいます。「本人がいくら話したいと願っていても声は出せない」と。

私たちは想像することしかできませんが、1日中不安・・話したくてもなぜかわからないけど声が出ないって・・。

きっと・・ほんとにつらくてしんどいこと・・。

学校は、子ども達が1日の大半を過ごす場所です。学校が不安だらけの場所ではなくて、少しでも安心出来て、声を出せる場所にならなければ、緘黙はどんどんひどくなっていくでしょう・・。

親にも気づいてもらえず、先生にも理解されずにいたら・・・。

ひどくなると、身体さえ動かせなくなる緘動という症状になったり、うつや不登校を引き起こすとも言われています。

うちの娘は、ほんとに、このひどくなってきて・・の典型ですね(-_-;)

不登校になり、ジタバタしながらやっと気づけたっていう・・。もし、「娘の小学校に牧野先生がいたらっ」・・て考えてしまいます。もうちょっと早く娘も救われたかも・・。

 

ほんのちょっとの未来への希望

この「放課後カルテ」、緘黙症以外にもリストカットや過食症、ライム病やナルコレプシー、ベル麻痺など・・今まで聞いたことのない、知らなかった病気や症状のことが1話づつカルテとして載っています。

こどもたちのその症状が、家庭での親子関係、友達関係などに深く関わって出てくるものや、もともと持っていたけどずっと気づかれずにいたもの・・など。

それはそれはたくさん出てきます。私自身も覚え切れないほど・・。けれど、これはきっと現実・・・私が知らなかっただけのこと。

本当に子ども達の数だけあると思う。

この「放課後カルテ」の中で書かれているように牧野先生みたいな先生がいて、学校と各関係機関、保護者が連携をとり、子ども達の病気や症状に向き合うということが出来れば、子どもたちや親は救われるんじゃないかって、本気で思います。

作者の日生マユさん、インタビューの最後で、「放課後カルテ」に込めた思い・・として、「今、答えを出せなくて悩んでいる人のほんの少しの足し、未来が見えない人のちょっとした手助けになればいいいという気持ちでいる。また、自分の周りの悩んでいる人のことを考えるきっかけになるのでもいい。ほんのちょっと何かのきっかけになるのでもいい。読んだ次の日に、少しでも希望のある方向へ変わるとっかかりになれたら嬉しい・・」と話されていました。

「放課後カルテ」

今、悩んでいるあなたにもぜひ、手にとって読んでもらえたらな・・と思います。

あなたの悩みや気持ちに少しでも希望が見えますように・・(*^-^*)」

 

 

 

 

 

    

5mail

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