場面緘黙症のこと⑥

ももやんです(^^)/

場面緘黙症のことパート⑥です!!最後までお付き合いくださいませ(笑)

~よくある「誤解」~    (以下、緘黙ネットより引用)

●大人しいだけ ほっておいても、そのうちしゃべるようになる(早い時期からの支援が必要です)

●お母さんの心配し過ぎでは?(園や学校からよく言われることがあります)

●しゃべらないだけで、園や学校では問題ないですよ。(大人しく園や学校は困らないので、本人が困っていても見落とされ、放置されがちです)

●家庭の愛情不足なのでは?(虐待やネグレクト環境で場面緘黙になる子はほんの一部です)

●家庭で甘やかしすぎ、過保護なのでは?(古い研究にもとづいた誤解です)

●しつけがなってない(返事しないのは人を無視していると誤解されることがあります)

●わがままなだけ(場所・人・活動などの状況によって態度が変化する点やこだわりがあり、融通がきかない点をわがままと誤解されがちです)

●わざと黙っている(反抗的だと誤解されることがあります)

●緘黙は内気なはず、あんな気が強い子は場面緘黙ではない(場面緘黙の子供の性格は様々です)

●表情豊かなのだから緘黙ではない(非言語的コミュニケーションを豊かに出来る子もいます)

●自分から友達の輪の中に入るよう努力すべき(本人の努力だけでは改善は難しく、適切な支援が必要です)

●1人でポツンといても平気そうだから、無視していい(表情には不安が現れないことがよくあります)

●話すように言うべき(発話ばかりに注目しないことが大切です。話すようプレッシャーをあたえると症状が悪化します)

●うなづきや首振り、筆談を許していたら甘やかしになる(非言語的コミュニケーションを十分行うことが、発話へのステップを進めます)

●特別扱いしてはいけない(特別扱いではなく、十分な配慮と支援が必要です)

●少ししゃべれるんだから、場面緘黙ではない(少し話せる場合、かえって周りの理解が得にくいことが多いです。少し話せる子にも、場面緘黙の対応が必要です)

場面緘黙症に対してのよくある「誤解」・・・

どれも全てわが娘のことをそういう風に見ていた自分と重なり・・改めて「知らないって怖い(-_-;)」と思いました。

それぞれの「誤解」に対する( )内の対処や事実には、「そうそう、ほんとにその通りです・・」と、これまた緘黙症を知ってから強く感じる事ばかりでした。

緘黙症は目に見えてわかりやすい症状ではないし、本人も自分から「助けて・・」とは言えない・・。だからこそ、周りの大人たちはその子の姿をよく観察して、早めに見つけてあげないといけないと思うのです。

早期の支援や治療、対策が症状の早期改善につながると言われています。社会から孤立せず、その子らしい人生を生きていけるように・・色々な事実に意識しながら目を向けていけたらいいなと思います。

 

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