不登校の子がクラスの友達から「手紙」をもらって思うこと

不登校

ももやんです(^^)/

暑い日が続きますね(;^ω^)

ほんとに・・・仕事終わったら毎日すぐシャワー・・汗べとなんですもん・・もう、夏バテ寸前のところで踏ん張ってる感じです・・(;^ω^)

夏バテ、熱中症、ほんとに気をつけて下さいね(>_<)

さて、今回は・・・先日スマホでネットニュースを見ていたら・・ふと目に留まった記事がありました。

不登校経験者の人たちから、クラスメイトからもらう「お手紙」について・・・どう思っているのかというアンケートをとったと・・。

 

不登校の子はどう思う?友達・クラスメイトからの手紙

20人中半数以上の人が、「クラスメイトから手紙をもらったことがある」と答えていて、そのうち手紙をもらってどう感じたのかと・・「良かった」と答えた人は2割、「良くなかった」と答えた人は3割、肯定的に捉えている人数は少ないことがわかったと書かれていました。

また、手紙をもらった人のうち残り半数は「わからない」と答えているそうです。「良くなかった」と答えた人は「学校のことを考えるのが嫌だった」「待ってるよという言葉がつらかった」と。

「わからない」と答えた人は「やさしい言葉ばかりで嬉しい反面、どうして私は行けないのだろうとつらくなった」などの理由もあり、「良かった」「良くなかった」では言い表せない複雑な心境が垣間見える。とも。

この記事を書いた方は、取材の中で、不登校を経験した人は「自分は周りにどう思われているのか」を非常に敏感に考えていることを強くかんじたそうです。周りから投げかけられる言葉から、相手の気持ちを探って疲れてしまったり、自分を責めてしまったりすることもあります。と。

 

かんもくガールが不登校になったときのこと

この記事を読んでいて思い出したことがあります。うちのかんもくガールが本格的に不登校になった小学5年の時のこと・・・。

その時の娘は本当に疲れ切っていて、「学校行かせるのこれ以上無理だなっ」て思って休ませたのに、担任にもそれを伝えていたにも関わらず、休み始めてしばらくすると弟を介して持って帰ってきたプリントの中に以前不登校になったというクラスメイトの女の子からの手紙が入っていたのです。

娘が本格的に不登校になった小5の時・・担任は男性・・かなり疲れ切っていた娘の様子もあり、手紙のやり取りなどはちょっと控えてほしいと伝えてはいたのですが・・・

その、以前不登校になっていたというA子ちゃんが手紙を書いてくれたからと渡されて・・・初めてもらった時は中身を確認せずに娘に渡しましたが、さすがに2回目は「え?また?」っといった感じで私もちょっとイラッと来まして・・・(あ、担任にですよ)

手紙、娘に渡さずに自分で読んでからどうするか決めようと・・・

内容は自分も学校に行くのがしんどかったけど周りの人に支えられて(まぁ、親とか先生とか書かれていました)頑張って学校に行けるようになったと、だから娘にも頑張って学校に来てほしい・・・というようなことが書かれていて・・書いてくれている子に悪気なんて全然なくて、むしろ先生に言われて素直に自分の気持ちを娘にあてて書いてくれたんだと思うんです。

けれど・・・はっきり言って、担任の先生・・何にもわかってない感じですよね(-_-;)

学校側は、「不登校児に対してちゃんとアプローチしてますよ」っていうか、「働きかけてます」みたいなものも見え隠れしてたりして、すごく不快な気持ちになりました。

手紙を読んだ娘はどう思ったのでしょう「別に・・」って感じにも見えましたが、学校に行けなくなったこと、友達が自分のことを気にかけてくれていること、など彼女の心の中には色々な感情が渦巻いていたのではないのかなぁと・・今更ながらに思います。

まぁ、でも、本当のところはかんもくガールのみぞ知る・・・ですが(;’∀’)

 

もらう側の気持ち

この記事に書かれているクラスメイトからの手紙も、相手というか、担任の意向が大きく関わっていたりするので、受け取る側にすると、本当にその手紙はもらって嬉しいものになるのか、励まされたり、また学校行こう!!と思えるものになるのか・・微妙なところですよね。

敏感な子多いし、その不登校になった子の今の現状、気持ち次第なところがありますし・・。よかれと思ってしていることが相手には苦痛になっていたりすることも十分ありえることだと思うし。

この記事の最後の方には、NPO法人日本ソーシャルワーク協会の山下英三郎名誉会長という方が「本人にとってプラスになるという根拠がない限り待っていただいた方がいいと思います」と言われているということが書かれていました。

「クラスメイトから忘れられていないということを嬉しく感じる子供もいますが、ただ、学校に行かなければいけないとプレッシャーを感じる子供の方が多いのではないか」と指摘されています。

そして、「こうした働きかけをする前に、子どもが学校のことを知りたいと思っているか、人からの接触を喜んでいるかどうか、少なくとも先生には考えてもらいたいです。そういった様子を知れるように、親御さんや本人との関係づくりが重要だと考えています。」と。

その通りじゃないですかっ!!て思わずうんうん!!と記事を読みながら大きくうなずいてしまいました(笑)

今回のうちのかんもくガールのお手紙も、学校側にもっとしっかりわが子の現状を理解してもらう努力が親側にも必要だったなと思ったし、先生ももうちょっとしっかり考えて配慮してほしかったなと・・・強く考えさせられた出来事でした。

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