『平家物語』悲恋の尼寺 祇王寺より 〜こけぺんものがたり〜

日記

祇王寺との出会い

6月の京都・・・暑さが増してきて梅雨もそろそろかな・・といった頃、京都駅からJR嵯峨野山陰線に乗ってJR嵯峨嵐山駅下車・・・祇王寺に行ってきました。
このブログを始め、続けて行くきっかけにもなっていた私の人生の師匠たちのコンサルを受けてきました。

年に数回、直接お会いし、私の今後の進みたい道に向かって助言やアドバイスをいただき、導いていただいていました。
そこで話されることには本当に多くの気づきがあって・・・自分の現在地を確認し、迷っているときはどうしたらいいのか、どんな方向性で進んでいけばいいのか、自分が思っていることと、師匠たちの視点は全然違った角度だったりで、得るものは本当に大きかったです。

そんな6月のコンサルで師匠たちと訪れたのは祇王寺というお寺。ここは尼寺だったそうです。
その昔、有名な「平家物語」に出てくる祇王が清盛からの寵愛を失い、妹の祇女、母の刀自と共に出家、尼になって入寺したと言われている場所。
茅葺の草庵には本尊の大日如来と祇王たちの木像があります。

後から来たと言われている仏御前も一緒に安置されているのですが・・なんとその中に平清盛の像も・・
これがちょうど柱になっている見えない場所あたりに置かれているのです。
☆悲恋の寺とも呼ばれている祇王寺についての詳しい情報はこちらのURLからどうぞ➡️祇王寺

この祇王寺に入っていくと見渡す限り苔が敷き詰められ、緑でいっぱい・・・緑色の苔の絨毯です。
   

そして青紅葉・・・竹林・・この季節は特に緑で埋め尽くされている時期だった様です。
空気も少しひんやりとした感じでした。
 

ここでこの苔の絨毯の景色を見た師匠が言葉にされたのが・・・「こけぺん」でした。

私はブレスレットの他に大好きな文具にもパワーストーンを使って、いくつかの作品を作っていたのですが、そこにこの苔いっぱいの祇王寺の世界観を入れて作ってはどうかと・・・私のイメージ、世界観にも合うだろうと・・。

「こけぺん」(笑)

なんて可愛い響きなんだろう(๑>◡<๑)

今までパワーストーンしか使っていなかったけど、この苔の絨毯と石を融合したもの、作ったら面白いんじゃないかなって・・・
このコンサルの中で得たアイデアを持ち帰って・・・さあ、作ろうとなった頃に尿路結石にやられてしまうのですが・・・💦
その後少し時間はかかりましたが、ペンに詰め込みたい苔をどんな形で調達するのか、ハーバリウムのようにオイルを入れるのかそのまま入れるのがいいのか・・・
ネットなどで調べながら試作品をいくつか作っていきました。

 

こけぺん第1号!完成!

この第1号はハーバリウム用のオイルを入れて、苔(ブリーザードフラワー)とパワーストーンを合わせたものです。
このあとまだまだ、第2号、3号と作り続けているところ・・・ 次はオイルなし版も・・・・

「こけぺん」が誕生したのはこのコンサルでの祇王寺との出会いがあったからでした。

 

四季折々を詰め込んで

6月の祇王寺は緑でいっぱいでしたが、秋には紅葉で赤く染まり、冬には白い雪化粧、そして春には桜の花びらが落ちてくるそうです。
しっかりと四季を感じれる場所、日本ならではの風景です。
この祇王寺の四季をこれから作っていく自分の作品にも取り込んでいけたら・・・

何百年もの歴史ある地の物語が今の時代に語り継がれている・・・・ 凄いことですよね。

遠い遠い昔が今と繋がっている感覚を知ると・・・感動を覚えるというか・・・何ともいえない気持ちになります(๑>◡<๑)

そんな歴史と世界観を苔と石に詰め込んだこけぺんたちを、作っていきたい・・・

そしてそれが誰かの日常の中でお守りのような物になっていたら嬉しいです♡

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