不登校と場面緘黙症をふりかえりつつ・・娘、中学3年生になる

不登校

緘黙症の娘、中学3年生のはじまり

新型コロナウイルスの影響で約2か月ほど学校が休校になった子ども達。ちょうど、学年末テストが終わるタイミングからの休校でその後はもう、緊急事態宣言が出されそのまま春休みに突入・・新学年に上がるも区切りの式やら何から何まで中止・自粛の方向で・・・いつの間にやら3か月目に入るっていう状態に(-_-;)

このたび、やっとこ緊急事態宣言が解除されて休業要請も解除、少しづつ経済活動も回り始めたところ・・子ども達の長かった休みも終わり、まだ一気にとはいかないけど、毎日の授業開始にまでなりました。

そして、今頃になって「あぁ、課題が・・・💦」と言っている息子(;^ω^)あるあるですね・・・💦

娘の方はというと・・3月末から4月にかけて「うわっ、もう3年になる・・」と焦りと不安の声をあげていた・・(;^ω^)

前々からあったけれど、ここ最近もずっと勉強や目の前に迫って来る進路の問題にストレスが溜まっていたのか、イライラ、気分が落ちている感じはありました。

でも、とにかく勉強の不安は先生に学ばないことにはどうにもなんないので。

本人も、「学校、行く・・」と言ってたので、担任の先生とずっとお世話になっている通級の先生と話しながら進めていく事に。

ちなみに担任の先生も3年間、同じ先生で。親としては喜ばしく、安心感いっぱいでした(*^-^*)

今まで、娘の状態を把握しながらやって来たつもりですが、世間的にいう、この先の未来を考えるタイミングの第一段階がやってきたなって言うのを今、ひしひしと感じています、ハイ(;^ω^)

娘は高校には行きたいらしいのですが、多分、いやきっといわゆる普通の高校には通いきれないだろうなというのはわかっているので、通信制か娘の行きたいなって思う専門性のある学校や不登校に理解のある学校なんかがいいのかなとか思っていますが、それもこれから娘とじっくり話して、また学校の先生たちにも相談しながら決めていきたいと思っています。

今、進路を目の前にしてたくさんの不安と焦りを感じている緘黙症の娘。

今まで以上に感情の波があったり、体調の変化が顕著に出たりするんじゃないかと思っていますが・・・今まで通り、辛抱強く(;^ω^)付き合って行こうと覚悟を決めている母でございます(笑)

 

娘の緘黙症を振り返る

さてさて、そんな中学3年生になった娘の持っている緘黙症というものについて今の彼女の状態を見ながら、もう一度きちんと理解を深めて、自分の関わり方を再確認しないとと思ったので、色々調べたり、本を見直したり、ずっと書き綴っていた日記やこのブログのバックナンバーを読み返したりなんかしているところです。

意外と新しい発見もあったりします(笑)

当時の気持ちがダーッと書かれていたりするので、今の自分や娘の状態と比べて「あぁ、なんかお互いにそれなりにおっきくなってってるな~」っていうか、「成長してるやん」っていう事が見えたりして(笑)

 

けれど、場面緘黙症っていうのは、ほんとに社会生活を制限されることが多くて、やりたいことがあっったりしてもそこに向かうハードルがものすごく高かったりするんだなと。

例えば、大好きなアイドルのイベントへ行くのに1人で行こうと思ってもなかなか難しい現実💦

まず、電車に乗らないといけないでしょ、電車に乗れたとしても何かあった時に人にそれを聞こうと思っても聞けない。言葉が出てこないんです。場面緘黙症は不安障害の一種で強い不安からくるものっていうのははっきりしているので、下手したら電車に乗るのだって勇気がいると思います。緊張と不安の連続の中、行くんですよ(^^;)

つらいですよね。

どんだけ、気軽に行けたらいいだろうなって・・・我が娘を見てて痛いぐらい思います。本人は1人で行きたい気持ちがあるんだけど、1人で行く事の恐怖の方が大きい・・💦

娘、人も怖いって言ってますからね(-_-;)

かなり複雑に、場面緘黙症にかかる環境因子が重なっているんじゃないかなと思います(;^ω^)

もっともっと知らないといけないなと思いました。

 

場面緘黙症について ~かんもくネットより抜粋~

家庭ではごく普通に話すのに、幼稚園・保育園や学校などの社会的な状況で声を出したり話したりすることができない症状 が続く状態を言います。体が思うように動かせない緘動(かんどう)という状態になることもあります。話せない場面は様々ですが、発話パターンは一定しています。場面とは「場所」「(そこにいる)人」「活動内容」の3つの要素で決まります。

 海外では、場面緘黙は小児期の不安障害であり、「自分が話す様子を人から聞かれたり見られたりすることに怖れを感じる」恐怖症の一種ととらえ治療や支援を行なうという考えが主流となっています。

 自分の意思で「話さない」わけではありません。「話せない」のです。これは誤解が多いポイントです。これまでは、「場面緘黙は大人になれば治るもの」と考えられてきました。しかし、適切な支援なく学校生活をすごした場合、長期にわたるストレス状況から、うつ的症状や不登校などの二次的な問題へとつながるケースも見られます。海外の資料によれば、たとえ発話ができるようになったとしても、成人後に社会不安障害などの不安障害に悩まされることも多く、早い時期からの適切な対処の重要性が強調されています。

 

これからです・・・

今も、日々、忙しさの中で娘に向き合うのもしんどくて避けてとおってしまったり、お互いのイライラな負の感情をぶつけあったりすることもありますが・・まぁ、ずっとその繰り返しな気もしますが(;^ω^)

再確認・・です。我が子の持っているもの、抱えているしんどさ、みたいなもの。どうしたら彼女の未来が明るいものになるのか。なんかを考えていきたいなと。親としてやれることは大してないのですが・・・

あ、お金だ(;^ω^)経済的援助だ(;^ω^)一番しんどいやつ(;^ω^)

仕事、頑張ろ!!(笑)

笑いを忘れずに生きていけますように・・・色々、あがいていきたいと思います(*^-^*)

 

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